イクス・イグナイト キャラシート

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イクス・イグナイト

身長:232cm

異名:全休止のイクス

出身:パンタシア南部シエラーダ王国

ナイツロードテリナ支部 槍課レスト(通称:休符部隊)隊長 96年入団(当時12歳、つまり101年の頃は17歳)

 

概要:イクス・イグナイトがテリナ支部に入団してきた時はちょっとした話題になったという。銃と火薬が支配するテリナに、パンタシアから来た少年騎士といういかにも似つかわしくない人間が入ってきたからだ。

この金髪金眼の男は朴訥でややシャイだが真面目かつ紳士的であり、心中に確かな正義感を持ち合わせている(本人にその気はあまりないが)。成長した今ではややシニカルな物言いもするようになったが根底は変わらない。初対面の者はそのがたいと鋭い面相に気圧されるだろうが、話してみれば存外寛容な人間なのが判るだろう。

ただし、気心の知れた仲間内では口調がぶっきらぼうになる。イクスが敬語で話すのをやめたのならば、それは彼が心を開いた証だ。

 

故あって彼は本部には余り立ち寄らないようにしている。顔を合わせづらいが居るようだ。

ほんの1、2年前まで彼は心を患っており、眠ることもままならなかった。最近になって少しずつ症状は和らいできたが、その人物と出会ったならば彼は正気ではいられなくなるだろう。

それでも彼はまだ、あの人のことを尊敬しているのだが。

 

かつては死ぬ為だけに生きているような状態だったが、最近は"未練"ができたらしい。

 

一人称:俺、わたくし

二人称:おまえ、貴様、貴方、貴女

三人称:あいつ、奴、あの方

(そとづらでは敬語を話す、彼は紳士なのだ)

 

好きなもの:自然や動物(ユエラオの影響)、武術や拳法の習得・考案(P.C.やチノの影響)、紅茶、甘いお菓子(最近のお気に入りはゴーフル。帽子の中に常備している)、シエラーダ産のドラフトサイダー(チャーナ産のは馬の小便だと思っている)、レバー肉、リボルバー式拳銃、サナと一緒にいること(さも当然かのように横に座ったりする)

嫌いなもの:過去を思い出すことや思い出させるもの(特に剣)、苦いもの全般(特にコーヒー)、年下の者(嫌いというより苦手、怖がられるので)、料理(イクス謹製、『殺人フィッシュ&チップス』でヤラレた者が居る為)、キッド(よりにもよって好きなお菓子で1回発狂させられたから)

特技:フィドル演奏、風水

普段の行動:ユエラオから風水を教わっている彼は休日は山や川辺などの自然を見に行くことがある。はたから見ると何が楽しいのかわからないが、風水を嗜む者にしかわからないものがあるのだろう。

その他プライベートではサナやレストのメンバーと一緒にいることもある。人付き合いは悪くない方

また、近頃は教官職をあまりしなくなったP.C.に代わってイクスが教官をすることも増えてきた。本人は乗り気ではないが実際傭兵として優秀であることと、見た目が10代にはとても見えないこともあって評判は良い。

ユエラオの風水占いの手伝いもしたりと忙しい日々だが、こうした日々も悪くないと思えるようになってきた。

これは趣味だが、最近リボルバーも弄るようになった。サナの影響だろうか。

ちなみに彼のマイ銃の名は「オーバーチュア1812」銃身に互い違いに発火魔石を取り付けた携帯型多薬室砲拳銃である。最早人に撃てる代物ではないがイクスはコレを気に入っている。

 

装備

眼帯

ペイジの頃に主人から賜ったもの。これはただの眼帯ではなく先天的に欠如している右眼の代わりを果たすものだ。元々は魔力駆動式であったがこの手の魔道具はある程度魔法の素養がある者ならば容易にハックが可能である為、鎚課の協力を得てテック系のものに改造されている。

 

オーバーチュア1812

前述の通りのリボルバー式携帯型多薬室砲、使用弾薬はライフル弾。銃身側面に互い違いに配置された発火魔石によって弾丸を加速するというイカレた設計思想。常人が撃つと腕が文字通り吹っ飛ぶ為ほぼイクス専用武器。尚、極一部を除いて知人からは殴った方が強いだろうとのことで概ね不評である。

 

ステッキ

紳士の身嗜み、イクスの身長に合わせて作られている為非常に大きく重い。炭素で構成された特殊素材の為全体的に黒色であり、その頑丈さから武器としても使える。もっとも、これを一目見てステッキと認識する者は少ない。端的に言ってこれは"ハンマー"だ。

 

能力:Cツェー・モール

身体から炭素を様々な形態で生み出す能力。周囲の物質と炭素を結合して複合材や化合物も作り出せる。

カーボンナノチューブを編んだワイヤー、『ガット』を繰り出し物体を切断する。全身を炭素繊維の装甲で覆い防御する。一酸化炭素を生み出し敵を昏倒させるなど、応用は様々。

立方晶窒化炭素のような本来なら合成できないものも作り出せる。彼はもしかしたら鎚課に行くべきかもしれない。

弦は特に良く使う技だが弱点もある。導電性が高い為、雷の使い手に対して使用すると感電してしまう。

 

 

今までに習得・考案した拳法

P.C.の勧めで習得した様々な徒手空拳の技。詳しくはリンク先にて。

 

 

マッチョマン

仲間内でのジョークの類。イクスの驚異的フィジカルを指して呼称される。実際何かの能力ではないのかと疑いたくなる圧倒的筋力であり、フリッカージャブで相手を赤い煙に変えるわ戦車をピンボールみたいにぶっ飛ばすわ無茶苦茶する。とある任務では倒壊する観覧車を"ドリブル"して、市街地から外に蹴り飛ばし市民の命を救った。

ただ力任せに暴れるだけかと思えば、P.C.の修行の賜物でむしろ体術にも秀でておりテクニック面やスピードも抜かりがない。

実際イクスの1番の武器と言ったらコレであり、戦闘では弦で相手を牽制し潜り抜けてきた敵に一撃必殺の拳を叩き込む戦術を使う。フィジカルにモノを言わせて突撃すればいいじゃないかと思われるだろうが、彼の所属するテリナ支部都市国家ゲオメトリアにある。全力で走ればソニックブームで周りの建造物が損壊するし、拳圧で一般市民をミンチにする危険性もある。ブルドーザーでドミノ倒しをするような繊細な立ち回りがテリナ支部の団員には求められるのだ。

その気になればC・モールで生み出したダイヤモンドを握り潰す事で炭素爆発を引き起こすこともできる。握力で星の内圧を再現し熱核融合反応を起こすのだ。

上述から分かる通り近接戦では圧倒的アドバンテージを持つ彼だが、弦の届かない射程外の敵や逃げる敵、特に飛行する相手には別途工夫が求められるだろう。

 

その他、ユエラオからインヤンウーシンや風水視(吉凶の流れを目で見て感じ取れる)なども伝授され使用できる。

 

 

☆イクス・イグナイトの使い方☆

イクス・イグナイトは異暦96年にサナに拾われてテリナ支部にやってきました。サナはナイツロードでもっとも付き合いの長い人物の1人であり、イクスが全幅の信頼と安心を寄せる人物です。(恋愛感情に発展していないのは、彼がそういう精神状態にないか、単純にシャイだから想いを伝えられていないか、或いはその他何らかの奇跡のいずれかです。)

その為、イクスの人間関係は自然とサナの知り合いを中心に広まっていくと思われます。

 

例えば───

彼は喫茶店「キング」に顔を出すかも知れません。彼はコーヒーを飲めないのできっと紅茶を頼むか、コーヒーを飲むにしてもエスプレッソに砂糖を山盛りに入れて飲む(本場の飲み方ですよ!)かも知れません。

 

また彼はジジのことは確実に知っているでしょう。実はイクスはああ見えて猫吸いとかするタイプです。

 

また彼はウォーネス・メルオデスの事を知っているかも知れません。かつては騎士を志していたイクスはウォーネスの武士としての生き様に興味を持つかも知れません。

 

また彼はフィリアス・ミューレイドがナイツロードに居ることをサナを通じて知っています───。

 

そして、が本部に居ることを彼はまだ知りません。

 

レストのメンバーとの関係性も記しておきます。

P.C.ことアンドレアス・コックスはイクスにとっての師であり、面倒見のいい親戚のオヤジのような存在でもあります。P.C.はイクスの「いずれ人の先頭に立ち導く存在」としての才能を見出し、レスト隊長の役職を提案しました。

ユエラオもまた師の1人であり、先述の通りイクスにインヤンウーシンや風水視を授けています。

ラッキーマンはイクスにとっての無二の親友であり、ラッキーマンにとってのイクスも同様です。風水視によってラッキーマンの能力による不運を回避できるからです。

 

イクスは見た目こそ厳つい人物ですが、わりあい寛容であり頼み事をされるとなんだかんだで断れない人物です。また、彼は正義感を持ち合わせた人物ではありますが彼自身は正義論を語りたがりません。

これは、自身の事を「正義を振りかざす程には自分は殊勝な人間ではない」と思っていることが1つ、そしてもう1つに「正義とは行動で示すものであり、他人に言葉で押し付けるものではない。ただ、自分の行動を見て感化される者が居れば幸いだ」という考えを無意識に持っているからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能力:ビヨンド・ザ・C

とある任務で死地に陥ったイクスが、初めて生にしがみついたその時に開花させた『C・モール』のその先、進化した能力。

炭素を含んだ物質、多くは"有機物"に生命エネルギーを流し込み「生命を上書き」する能力。

応用は無限大に効く能力であり、『C・モール』で生み出した炭素を炭素繊維のアーマーを装着した烏に変化させて襲わせたり、自身の身体の一部、或いは全身を変化させたり、傷を一瞬で治療したりできる。

生物の複製体……炭生物を作る時はその生物に一度触れる必要がある。その際副次的な能力としてその生物の身体構造を詳細に把握することができる。(薬課に行けば?とか言ってはいけない)

ただし複製体を作れるといっても"魂"までは複製できない。炭生物には多少の知性がありイクスの指示に従うが、人間様の知恵までは持ち得ない。当然死んだ人間も生き返らない。

炭素を含んでいればなんでも能力の効果対象であるが、他の生命。特に"人間"に使用した場合は代償が発生し、肉体年齢が"若返る"

イクスはこの能力をとある魔王に行使した。結果───。

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(画像仮置き)

現在(101年時)は『ビヨンド・ザ・C』で肉体を変化させていない素の状態では、肉体年齢が12歳頃のものに逆戻りしている。

平時からこの能力で大男の体格を維持するのはやはり消耗が激しいようで、イクスはかなりの大食漢だ。

また、彼がフィジカルに頼らず弦を用いた堅実な立ち回りをするもう一つの理由でもある。